2021/05/27
~全ての患者さんが「末長く自分の歯でおいしく食事できること」~
私たちが日頃から心がけていることや、皆さまへのお願いなどメッセージにしましたので、お時間がございますときに是非お読み下さい。
本当にいい歯医者さんってなんだろう!?
さて、突然の質問ですが、皆さんにとって「いい歯科医院」とはどんな医院ですか?
痛みが少ない・やさしい・家から近い・・・。
これらもとても大切なことですよね。ですから、私たちも全力で取り組んでいます。しかし、本当の「いい歯科医院」は、これだけでは十分ではないと私たちは思っています。
どんなに痛くなくて、どんなに便利な歯科医院でも、それは「そのときだけの良さ」でしかないと思います。本当に私たちが目指しているのは「全ての患者さんが、末長くご自分の歯でおいしく食事できるように、できる限りのサポートをすること」だと考えています。
自由に食べられないことの悲しさ
「食べる」という行為は、とても大切な生きる楽しみの一つだと思います。もし、固いものが食べられなくなったり、味がしなくなったりしてしまったら、これほど悲しいことはないと思います。
「食べたいものを自由に食べて、より良い人生を送っていただきたい!」
少し大げさかもしれません。しかし、私たちはそのような気持ちで、皆さんの歯を末長く守っていくお手伝いをしたいと心から考えています。これは私たちスタッフ全員にとって、大切な仕事のやりがいでもあります。
歯を守るために大切なこと
しかし、歯を守るといっても、どうしても私たちだけの力では限界があります。やはり末長く歯を守っていくためには、皆さんから少しでもご自身の歯に関心をもっていただき、治療の方法や、日頃のケアにも気をつけていただく必要があります。
そのため、私たちはできるだけ皆さんにご自身の歯について興味をもっていただけるように、ご自身のお口を確認しながら、現在どうなっているのか、また、将来どこにどんな不安があるのかをご説明していきます。
さらに、治療に関しては、再発リスク・耐久性・身体への影響・美しさなど、一般にはあまり知られていないような、さまざまな違いがあります。
ですから、これをできる限りわかりやすく説明させていただき、お口の将来や費用面などを考慮して、いろいろな御提案をさせていただきます。説明は何度でもさせていただきますので、じっくり考えていただき、十分にご納得いただいた上で治療方法を選んで下さい。
私たちからのお願い
このように、私たちの歯科医院は多少説明が多いかもしれません。しかし「とりあえず痛いところを治療してそれで終わり。また悪くなったら通院」を繰り返していると、末長くご自分の歯でおいしく食事することがどうしても難しくなってしまいます。実際、いらっしゃるたびに悪化するお口を見ると、私たちもとても辛くなります。
私たちが目指すのは「通院する全ての患者さんが、末長くご自分の歯でおいしく食事できること」です。そのために、多少の時間はかかりますが、最低限のご説明だけはさせていただきたいと考えておりますので、どうかご理解宜しくお願いいたします。
時間予約制のお願い
私たちは、皆さんの無駄な待ち時間を無くし、スムーズに治療できるよう、事前に担当歯科医師、歯科衛生士との治療の予約をさせていただいております。 ご予約制とさせていただくことにより、あらかじめ治療内容について打ち合わせ・準備が可能になり、より効率的に治療が行えます。感染症から皆さんを守る充分な感染予防・滅菌処置が準備段階で可能となります。
- お約束のお時間に遅れずお越し下さいませ。
- 時間の変更がある場合はご連絡下さい。
また、キャンセルされた方のお時間で、歯の痛みのある方を一人でも早く治療して差し上げることも可能になります。また、治療上お伝えしなければならないことがございますので、キャンセルの際はご面倒でも当院までご連絡下さい。治療が計画通り進まなくなるばかりでなく余計にお時間、費用がかかってしまうこともあります。
予約をキャンセルされる場合は、是非ご一報下さい。
急を要する患者さんの来院、予定していた患者さんが遅れての来院、予想外の治療時間の延長など、歯科医院ではさまざまなことがございます。私たちは、皆さんをお待たせしないようできる限りの努力を続けてまいりますので、どうぞご理解とご協力をお願いいたします。
治療の中断について
治療は最後まで受けて下さい。治療内容によっては、通院回数が多くなることもあります。しかし、治療を途中で中断してしまうと、さらに症状が悪化してしまい、結果的にもっと長い治療期間が必要になるばかりか、治療費もよけいにかかることになってしまいます。
末長く健康なお口を維持するためにも、ぜひ治療は最後までお受け下さい。
どうぞ宜しくお願いいたします。
治療中に苦しくなったら
こんなときは、治療中でも遠慮せず手を上げて合図して下さい!
- 激しく痛むとき
- 唾液がたまってくるしくなったとき
- お口を開けていてつらくなったとき
- その他、苦しくなったときはいつでも
私たちは、皆さんが治療中に苦しくならないよう、できる限り配慮しながら治療を行っておりますが、もし治療中に苦しいことがありましたら、治療の最中でも構いませんので、どうぞ遠慮なく手を上げて教えて下さい。
私たちは、皆さまにできるだけ苦しくない治療を受けていただくことを最優先に考えております。
診療方針のご案内
1. 皆さんのお話を聞かせてください。
良い治療を行うためには、技術もとても大切です。しかし、皆さんがお口についてどんな希望や不安をもっていらっしゃるかなど、私たちが皆さんの気持ちをしっかり理解することも、技術と同じぐらい大切なことだと思っております。
そこで、私たちはカウンセリングを行い、お口について気になることや、治療のご希望などを詳しく伺っております。
2. お口の状態をご説明します。
私たちは、痛みのあるところを治療するのはもちろん、皆さんに、人生を通じて、ご自分の歯でおいしく食事をしていただきたいと思っています。
そのため、今後のお口のケアに役立てていただけるよう、お口の検査を行って、将来、歯を失ってしまうリスクがどれくらいあるのか、詳しくご説明させていただいております。
3. 治療の違いを詳しく説明します。
皆さんのお口の健康を守るため、医療技術は日々進歩しています。同じ症状でも治療方法は一つではなく、機能面・健康面・審美面など、それぞれに違いや特徴があります。
そこで、私たちは、どんな治療の選択肢があるのかなど、治療についてできるだけわかりやすくご説明いたします。
4. お口の健康維持をお手伝いします
歯についた歯石は、歯科でしか取り除くことはできず、ほうっておくと歯周病が進行してしまいます。また、特にお子さんの場合、定期的にチェックすることで、虫歯の早期発見にもつながります。
そこで私たちは、お口の状態に合わせた日頃のケアの方法だけでなく、定期的なご来院によるお口のチェックとお手入れをご提案しています。
治療の事前説明
「皆さんに不安なく治療を受けていただき、さらには、皆さんに末長くご自分の歯で健康な生活を送っていただくこと。」これが私たちの目標です。
そのため現在のお口の状況や、今後どのような治療をしていくのかといった詳しい情報をお伝えすると同時に、治療方法についても皆さんのご希望にそった提案をさせていただきます。
歯科用レントゲン
歯科治療では、歯の内部の状態を知るため、レントゲン撮影が欠かせません。
撮影では放射線を受けることになります。しかし、歯科用のレントゲン撮影で受ける放射線量は、日常生活で自然界から受ける量のわずか30分の1程度でしかありません。
このように歯科用レントゲンは放射線が大変少なく不安なく治療を受けていただくことができます。
感染予防対策
私たちは、肝炎などの感染予防のため、さまざまな対策をとっています。
ゴム手袋、患者さん用のコップ、エプロン等は、できる限り使い捨てのものを使用し、使い捨てのできない医療器具などは、特殊な機械を使用して滅菌を行っております。
院内の感染予防のため、細心の注意を払っておりますので、どうぞ不安なく治療をお受けください。
個人情報の保護
私たちは、個人情報の保護に自発的に取り組んでいます。
お名前、ご住所などの情報から、レントゲン写真、歯型、治療内容など、お口の中の情報までを、慎重かつ適正に取り扱っています。
治療上必要な場合を除き、個人情報が外部に流出することは一切ございませんので、どうぞご心配なさらないで下さい。